2014年11月30日日曜日

時間割・授業時間・単位など〈バンコク・カセサート大学〉

11月も今日で終わりです。タイは12月5日の王様の誕生日(同時に父の日でもある)に向けて街が黄色に染まってきました。大学生にとっては期末試験の近づきも感じる季節です。もう一学期も終わりかと思うとなんだかとてもあっという間だったような。


ちなみにタイでもクリスマスは祝われます。最近は都心部やショッピングモールではクリスマスツリーやサンタが見られるようになりました。でもそれらの背景をバックにセルフィー(自撮り)している人が相変わらず半袖だったり、ツリーの隣で扇風機が売られていたりするところに常夏を感じます。

大型スーパーにて

今回は学期ごとの時間割、授業時間、単位制度について。

・時間割


新学期が始まって2週間か3週間で時間割を決定します。他の学科は定かではありませんが、私が所属しているTropical Agricultureというinternational courseでは、学年ごとに取る科目が決まっているようです。留学生は学年に関係なくその中から好きな科目を取ることができます。その他にも、英語で講義を行っている経済学部の講義や、興味があればタイ語で行われる授業も受けることができます。生徒の希望にそってかなり柔軟に対応してくれる印象でした。


2014年度前期(8-12月)のTropical Agricultureの時間割
上の時間割を見て頂ければ分かると思うのですが、授業は主に午前にひとつ、午後にひとつで各3時間の授業が基本です。日本は90分が基本なので二倍の長さ。これで一授業につき3単位取得します。/Lecや/labと書いてあるのは講義と実習を両方とらなければいけない科目で、例えば私がとっているTropical Entomology(熱帯昆虫学)などは午前に講義2時間、午後に実習3時間の計5時間で3単位というなかなかハードな内容です。(もっとも午後の実習はほとんど毎回1時間ほど早めに終わりますが)

この中から留学生は最低9単位、最高21単位取得できるように時間割を組め、という指定がありました。時間割を決めて用紙に記入し、アドバイザーから認定されたら終了です。
他の学部の授業を取りたい場合や、取ったときに単位認定されるかは、また各々学部責任者や担当の方と話し合う必要があります。

周りの留学生によって授業の取り方は様々でした。KUSEPというプログラム(交換留学とはまた違う、1学期だけの留学プログラム。主に経済学部)では土日も授業がありとっている人もいるし、また欧米から来た人などは週に2,3日しか授業を入れず、残りは旅行などのために空けておくといった人もよく見ました。

授業の内容はざっくり言えば1年から2年は最初の概論や初歩的な知識、3年から4年は専門的な内容が増えていくと思います。4年になるとセミナーなどで各自が論文を調べて発表するなどの授業も入ってきます。

授業の様子についてはまた後日。