2014年10月28日火曜日

イーペン・サンサーイ2014 (Yeepeng Sansai 2014)〈タイ・チェンマイ観光〉



2014/10/25(土)
チェンマイのメージョー大学近くのお寺で行われた、イーペン・サンサーイというコムローイ(ランタン上げ)のお祭りに留学生仲間と一緒に参加してきました。



今回宿泊したのはSlow Houseというチェンマイにある日本人宿。
このお祭りのための送迎ツアーも企画してくれていました。(ランタン込み600B)
当日は道路が非常に込みあうため、20時にランタン上げが行われる会場に向けて14時に宿を出発。15時頃から約5時間ほどそのときに向けて待機していました。
ちなみに個人で行きたい人は、バイクや乗り合いバスなどでも行くことができます。



バンを降りてから会場入り口までしばらく歩く

係員のお姉さん

会場となるお寺
お寺なので極端に短い短パンや過度な肌の露出はNGです。あとお酒やたばこも禁止されています。白い服を着ていくのが正式な格好のようです。


会場の真ん中には紅白の布が敷かれていました。お坊さんが歩くので靴で歩かないようにと注意されました。

会場内の様子

当日は見事な快晴で、その代わり日差しが強く大変でした。長時間待つ人は何か日よけを準備した方が良いです。

場所取り
ランタンを飛ばすためのろうそく台を確保するために皆ロープをはったり敷物を敷いたりして場所を確保していました。


寺内での行事
待ち時間に周辺を見て歩いていると、そばの寺院内では講演が行われ、人々が一斉に念仏を唱えるなどしています。講演は外にも放送され、地元の方々があちこちでお祈りをしていました。

外でもお祈りをしている
日が暮れるにつれて、どんどん人が増えてきます。お祈りをしたり、近くにたくさんある屋台で食べ物を買って食べたり、話したりと皆思い思い過ごしていました。




係員がろうそく台に蝋燭を入れ始めた


全員が行うわけではありませんが、多くの人がランタンに願い事を書き込んでいました。


お坊さんたちが集結
中央の台ではたくさんのお坊さんたちが集合しだしています。
会場のアナウンスはタイ語、英語、中国語、日本語など各国の言葉で、このお祭りの意味やお祈りの正式な方法などが放送されていました。放送に従って一緒にお祈りをしたりします。

会場の外からランタンが飛び始める
暗くなった頃から、ぽつぽつとランタンが既に上がり始めます。会場のすぐ外から定期的に飛んでいっていました。どんどんその数は増えてきて、この時点ですでに十分きれいでした。


始終儀式が行われている
台上では僧たちによる儀式が延々と行われています。放送に合わせて私達もお祈りを行いました。
セルフィ棒で写真を撮るお坊さん

突然上がる花火
お坊さんの話の最中に突然花火が上がったり、上げられるランタンの数はどんどん増えてきたりと結構やりたい放題。皆コムローイが始まるのが待ちきれない感じです。


様々な儀式の末に中央の点火台に火がともされた後、ようやく自分たちのろうそくにも火をつける事が許されます。

蝋燭台に点火





そして20時過ぎ、
いよいよランタンを火にかざし、合図とともに空に放ちます。











 

(↑色合いが違うのはカメラが異なるため)



言葉にならない綺麗さ。このランタン同時上げは繰り返し3、4回ほど行われます。ちなみに私達は一回目で上げようとした結果、周りも見るのに必死でうっかりランタンを炎上させてしまいました
落ち着いて見たい人は二回目以降に上げた方がいいかも。







夜空にあがっていくランタンたちは、小さくなってくると星空のよう。幻想的な風景でした。


「イーペン・サンサーイ」とタイ語で書かれた花火
花火とランタンのコラボ

民族衣装を着たVIP席の方々

フィナーレは大きな花火。ぞろぞろと帰る人々が長い行列を作る中、新しいランタンはまだまだ上がり続けて、頭上にはいつまでもたくさんのランタンが光っていました。


ひどい混雑や渋滞の末、結局帰宅したのは23時頃。満足感の中、疲れた体で飲んだChang Beerはまた格別でしたとさ。



おしまい